青朋祭
2025.10.12
忞架祭(ぶんかさい)〜for you〜
10月12日(日)に開催した2025年度の青朋祭は、
4学年が揃った初めての開催となりました。
今回のテーマは「忞架祭(ぶんかさい)〜for you〜」です。
「忞」という文字には光る、明るい幸せ、心を尽くすという意味があり、
「架」には"架け橋"など、なにかを繋ぐという意味があります。
そして「〜for you〜」には地域に密着した看護大学として
「明るい未来、人々(you)を繋いでいきたい」という
4(four)つの学年の学生たちの熱い想いが込められています。
では、当日の開催の様子をお伝えしましょう。
受付
ようこそ青朋祭へ! 当日は過ごしやすい天候に恵まれ、朝から近隣住民を中心に多くの方々が来訪。正面入口に設けられた受付で実行委員の学生たちが来場者に笑顔で挨拶しながら、各企画の開催場所を案内するフロアマップが記載されたパンフレットなどを配布しました。開催にご協力いただいたJリーグ「川崎フロンターレ」のマスコット「ふろん太」も受付に登場! その後「出張フロンパーク」をはじめ会場各所に出没して、来場した子どもたちを喜ばせていました。
模擬店
食欲の秋!ということで今年度も多くの模擬店が開店し、来場者に好評でした。
お昼が近づくと校舎内にインドカレーのとてもいい香りが......。学習支援や体験活動を通して、地域の子どもたちの居場所づくりに取り組むサークル「minna
no ie」の学生たちによる「子ども食堂」です。大人300円で、子ども一人分は無料!前身の川崎市立看護短期大学の卒業生のメンバーも交えて、楽しそうにキビキビと調理や給仕にあたっていました。
一方、中庭から漂ってくる香ばしい醤油の匂いはバスケットボール部員たちが屋台で作る「焼きおにぎり」です。この日の朝、体育館で試合(後述)に出場した学生たちが焼きおにぎり屋さんに早変わり。一時は長い行列ができていました。
子どもたちに人気だったのはスポーツ大会の救護活動などに取り組んでいるサークル「川崎メディックス」が販売するバウムクーヘン。チョコレートソースとストロベリーソース、さらにドライフルーツやチョコスプレーのトッピングも選べました。
地域と連携した企画等
地域貢献委員会の学生たちは、ふだんから大学周辺の地域の方々や団体と関わりを持っています。例年、青朋祭ではそうした方々にご協力いただいた多彩な企画を実施しています。今年も「南加瀬こども文化センター」、竹細工サークル「かたつむり」、「みゆき作業所」、「セルプきたかせ」、さらに、「とりかえるこれいるか」と共同出展しました。
また、本年度から参加する「NPO法人ウインドウ」は本学のサークルである川崎リンクスと、「Toiro川崎」は本学の教員と共同出展しました。
さらに、「川崎市看護協会」と「川崎市食生活改善推進員連絡協議会」にも出展いただきました。
「南加瀬こども文化センター」は自分の好みの色を組み合わせて作るぶんぶんごま作りと、バルーンアートを開催。バルーンアートアーティストに花や、クマ、ライオン、プードル、剣など好きなモノをリクエストして作ってもらった子どもたちの歓声と笑顔が会場内にあふれていました。
竹細工サークル「かたつむり」は地域貢献委員会の学生と共同で竹細工を体験できるコーナーを開催。あらかじめ初めての人でも工作できるキットを用意していただき、メンバーの方々の指導でぞうやかたつむり、鳥などを作りました。「かたつむり」のメンバーの方々は川崎市社会福祉協議会のイベントなどにも参加されています。
地域活動支援センター「みゆき作業所」は、通所している方々が作った花たわし、ちりめん根付け、手作りマスクとマスクカバーなどカラフルな小物を販売。多くの来場者がその見事な出来映えの商品を手に取って眺め、購入していました。
障がいを持つ方の就労支援を行っている「セルプきたかせ」は手作りパン屋さんを出店しました。ソーセージパン、チーズパン、カレーパン、あんパン、メープルロール、さらにキャラメルポップコーンなど種類が豊富。それでも早々に売り切れてしまう人気でした。
「NPO法人ウインドウ」は障がいのあるメンバーによる手作り小物販売店「手作り工房ウインドウ」を出店。手提げ、弁当袋、巾着袋、小銭入れ、ブックカバー、キルトケースなど、どれもオシャレで味のある商品ばかりでした。
小さく産まれてきた子ども、発達が遅い子どもなどの居場所を作る活動を展開する「Toiro川崎~Little Babyママの会~」は本学の教員も運営に携わっており、青朋祭には一昨年に続く2度目の参加。11月17日「世界早産児デー」に向けて、「小さく産まれた子ども達の写真展&釣り堀」を開催し、来場した親子が楽しめるおもちゃやお菓子の「釣り堀」も好評を博していました。
「とりかえるこれいるか」は「捨てればゴミに、使えば資源に」をテーマに、学校近隣にある小倉神社のふれあい朝市にて取り組まれている、リユースを目的としたフリーマーケット。本学の学生や教員がまだ十分使える多種多様な商品を提供し、当日は、「かえる」のかぶりものをした地域貢献委員会の学生たちが来場者をご案内しました。
今回が初参加となる「川崎市看護協会」のブースでは、看護師をめざす大学生や来場した中高生を対象に、現役の看護師の方々が就職活動や就職後の仕事内容などさまざまな相談に応じていました。さらに来場者に協会のイベントや講座などのPRを通して、市内の看護師の果たす役割の周知や健康な生活の啓発を行いました。
「川崎市食生活改善推進員連絡協議会」は、「私たちの健康は私達の手で」をスローガンに、生活習慣病予防、健康寿命の延伸格差の縮小を目的とした団体です。この日は、塩分濃度の違うみそ汁の試飲体験による減塩指導や、野菜摂取のための講話会も開催され、来場者は望ましい食生活について学んでいました。
川崎フロンターレブース
毎年、青朋祭にご参加・ご協力いただいているJリーグ「川崎フロンターレ」。今年は体育館で小学校1~4年生を対象にしたミニサッカー教室を開催していただきました。また、教室を使った「出張フロンパーク」ではトレーディングカードが当たるおフロシューターやアイロンビーズに子どもたちが集まっていました。
受験生相談会
本学の受験や大学生活について在学生が受験生からの質問や疑問に応える受験生相談会を開催しました。親子で相談に来る方も多く、本学への入学を希望する受験生はメモをとりながら先輩の言葉に真剣に耳を傾けていました。もしかしたら来年は彼女・彼らが受験生の相談に応じているかもしれません。
部活動・サークル
4学年が揃った初めての青朋祭には、初参加の2団体を含む本学の部活動・サークル等7団体が参加して、祭りの一日を盛り上げました。
まず当日の朝一番から、「バスケットボール部」が川崎市役所のチームと体育館で男女混交の招待試合を行いました。両チームとも全力を出した一進一退の激戦となり、結果は引き分け。ちなみに本学チームは翌日、山梨県まで遠征して公式戦を戦い、見事2連勝、その後も勝ち進んでベスト8進出を果たしました。
重度障がい者などの外出支援などに取り組むボランティアサークル「川崎リンクス」は、入口から飾り紐を張り巡らせて来場者に「車いすの視線の高さ」を体験してもらうカフェを営業。このカフェは前述の「NPO法人ウインドウ」による小物販売の「手作り工房ウインドウ」とつながっていました。
主に首都圏や関東のフォトスポットでの撮影活動を行っている「写真サークル」は、部員作品の「写真展」を開催し、美しい風景などの写真の数々に来場者はしばし立ち止まり、眺め入っていました。
バウムクーヘンの模擬店を出店していた「川崎メディックス」は、本来の活動を生かしたAED(自動体外式除細動器)体験を開催し、AEDを使う場面や使い方をレクチャーする企画を開催。学生が胸骨圧迫やAEDの操作手順を実演し、初めて機械に触れる来場者たちが熱心に取り組んでいました
体育館に設けられたステージでは3団体が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。学生有志による「ダンスステージ」は堂々としたパフォーマンスを披露。今年度結成された「演劇サークルA.C.T」は、"幽霊"が登場するちょっとシュールなコメディ劇を上演しました。
ステージの最後を飾ったのは毎年出演する「軽音サークル」でした。曲によってメンバーが代わるバンドには学生に加えて教員もヴォーカル、キーボード、ベース、ドラムでゲスト出演。学生世代から親の世代までが楽しめる幅広いジャンルの曲を演奏しました。会場はアットホームなムードに包まれ、手拍子をしたり、一緒に歌う観客もたくさんいました。
青朋祭実行委員会からのご挨拶
まず初めに、青朋祭を無事に終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。
今年は4年制大学となって初めて全4学年が揃って開催する青朋祭でした。短期大学時代から続く伝統ある青朋祭を私たちの手で受け継ぎ、繋いでいくために、日々試行錯誤を重ねながら準備を進めてまいりました。
今年のテーマは、人と人との繋がりを大切にしたいという思いを込めて『忞架祭
〜for
you〜』としました。地域に密着した大学として、今回の青朋祭を通じ、多くの方々との温かい交流や新たな絆を感じることができました。これもひとえに、支えてくださった皆さまのおかげと深く感謝しております。
当日は過去最多の来場者数を記録し、テーマである「繋ぐ」をまさに実感する一日となりました。今後も青朋祭が地域の皆さまに愛され続けるよう、学生一同さらなる努力を重ねてまいります。
改めまして、青朋祭に関わってくださったすべての皆さまに心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。来年度の青朋祭でも、皆さまにお会いできることを楽しみにしております。
青朋祭実行委員長

