模擬患者
養成講座の
ご案内
Simulated Patient
川崎市立看護大学では、模擬患者(Simulated Patient:SP)として看護学生の教育に参加・協力してくださる地域住民の方を募集しています。
模擬患者とは、本学指定の養成講座を受けて、シナリオをもとに「患者」を演じ、
その時の気持ちを看護学生に伝えていただく方です。
模擬患者は、聴ける・説明できる看護職の育成に欠かせません。
皆様の参加をお待ちしております。
模擬患者 (SP:Simulated / Standardized Patients) とは
一定の養成講座を受けて、設定したシナリオに基づいて実際の患者さんと同じような症状、生活状況、気持ちを再現できる患者役を演じる人のことをいいます。
模擬患者は、教育目的に応じて①標準模擬患者(standardized patient)と②模擬患者(simulated patient)の 2つに分類されます。
本学では、②の模擬患者として本学の教育に協力をしていただきます。
模擬患者の役割
①シナリオを覚える・・・演習目的に応じた「模擬患者」の病気の捉え方、自覚症状、生活の様子、気持ちなどを覚えます。
②シナリオにそった役作り・・・大学で用意したシナリオを基に、自分なりの「模擬患者」を演じられるよう、話す速度や声の出し方、表情などを工夫し役作りを行います。
③演じる・・・シナリオの設定を基に看護学生に病気の捉え方、自覚症状、生活の様子、気持ちを言葉や態度で伝えたり、看護学生の質問に答えたりします。その時の看護学生の態度、言葉使いなどを観察し、演習中に感じた気持ち、気が付いた点を覚えます。
④伝える(フィードバック)・・・演習において、「模擬患者」として気がついた点、感じた気持ちを率直に看護学生に言葉で伝えていただきます。
模擬患者になるまでの流れ
模擬患者としてご活躍いただくためには、本学の模擬患者養成講座(全3回)の受講が必要です。受講料は無料ですので、お気軽にご参加ください。
よくあるご質問
模擬患者に参加できる条件は?
本学の養成講座を修了した方であれば年齢・性別問わずだれでも模擬患者になることができます。詳しくは下記参加条件をご確認ください。
病気の知識がなくても、模擬患者を演じることはできますか?
専門的知識がなくても全く問題ありません。演じる役に必要な知識は講義で説明しますし、わからないことはどんどん質問してください。
演技の経験がなくても大丈夫ですか?
今まで実施した養成講座では、演技経験がない人ばかりです。演技経験がない方でも大学で用意したシナリオを用いて患者の言動などを理解し、授業(演習)では、十分役になりきって演じてくださいました。
土日や夜間に行うことはありますか?
土日祝日や夜間に行うことはありません。養成講座、演習(授業)は、平日の日中に行います。
男性の参加者はいますか?
今まで実施した養成講座では、毎回男性の方も複数名参加しています。
大学には車で来ても大丈夫ですか?
大学には駐車場がないため、公共交通機関や自転車でお越しください。なお、養成講座では、全養成講座の修了後に交通費相当額(定額支給)のクオカードを支給する予定です。
参加条件
- ・模擬患者の役割を理解し、川崎市立看護大学の教育にご協力いただける方
- ・本学の模擬患者養成講座の全日程(3回)に参加いただける方(受講料無料)
- ・20歳以上の方でご自身で大学まで来ることができる方
- ・年2回以上、本学の演習に合わせて時間調整が可能な方
- ・守秘義務を守ることができる方
養成講座スケジュール
実施日:
1回目 9月5日(木)
2回目 9月19日(木)
3回目 10月3日(木)
時間:13:30~16:00(受付は13:15~)
会場:川崎市立看護大学内
申込期限:8月22日(木)
応募方法
下記申込フォームお申込みください。
お問い合わせ
川崎市立看護大学 地域連携推進センター
E-mail:
40kangoj@city.kawasaki.jp
*ご入力いただいた個人情報は厳重に管理し、SP講座以外の目的では使用いたしません