2024年10月13日(日)青朋祭が開催されました。
今年度のテーマは「色彩」。
1学年から3学年まで、それぞれの色が交じり合い、重なり合いながらも、
他の色に呑まれることなくそれぞれの色を発揮することで、
豊かで鮮やかになっていくような大学を目指したいという意味が込められています。
学生たちがそれぞれの色を発揮した青朋祭の様子をお伝えします。
受付
ようこそ青朋祭へ!学生スタッフが元気にご案内。
パンフレットや、校内でできるフロンターレクイズラリーの台紙をお渡しします。
模擬店
毎年多くの方が訪れてにぎわっている模擬店は、今年も大盛況でした。
中庭ではフランクフルト、屋内ではインドカレー・カオマンガイ、駄菓子、チュロス、しゃっこい(冷たい)ドリンクを販売しました。
フランクフルトやインドカレー・カオマンガイは、お昼ご飯として大人気。購入したお客様がラウンジでおいしそうに召し上がっている様子も多く見られました。お昼時に訪れた大勢のお客様にいち早く商品をお届けするべく、料理を作る学生と販売する学生が、互いに連携しながら作業に取り組んでいました。
チュロスはミルク、シナモン、チョコの3種類を販売。こちらも切れ間なくお客様が訪れていたため、トレイに乗ったチュロスが次々に運ばれてきました。一番人気はチョコ味。かわいらしいパッケージも印象的でした。
駄菓子屋には、昔懐かしい駄菓子が教室内に所狭しと並んでおり、小さなお子様からご高齢の方まで、多くのお客様が訪れていました。景品のお菓子がもらえる射的コーナーも併設されており、お客様が見事に的を倒したときは、学生たちの歓声が上がっていました。
しゃっこい(冷たい)ドリンクは、大盛況のうちに午前中で売り切れ。口頭や筆談でコミュニケーションがとりづらい方とのやり取りで使用する、50音が書かれた文字盤を使って注文していただくという看護大学ならではの工夫も見られました。
地域と連携した企画等
地域貢献委員会の学生が地域の方や団体にご協力いただき、「くるくるちょうちん」、「かたつむり」、「セルプきたかせのパン販売」、「とりかえるこれいるか」、「みゆき作業所」の5店舗を出店。いずれの店舗でも、お客様に楽しんでいただけるように、学生と地域の方々が連携して作業に取り組む姿が見られました。
「南加瀬こども文化センター」にご協力いただいた「くるくるちょうちん」では、竹ひごと折り紙を使ったおもちゃ作りが行われました。できあがったおもちゃでうれしそうに遊ぶお子さんの姿が多く見られ、「もう一個作りにきた!」というリピーターの方もいらっしゃいました。
「竹細工 かたつむり」にご協力いただいた「かたつむり」では、へび、ぞう、かたつむりを作る竹細工教室が行われました。ボンドの量に苦戦しながら、楽しそうに竹細工に取り組むお子様の姿が多く見られました。教室の前には見事な竹細工の展示も。
「セルプきたかせのパン販売」でご協力いただいた「セルプきたかせ」は、幸区の「サポートさいわい」の中にある障がい福祉施設です。期間限定のクリやカボチャを使ったパンなど、毎年大好評の焼きたてパンを求めて、長蛇の列ができていました。
「とりかえるこれいるか」は、小倉神社ふれあい朝市にて地域の方と小倉の生活支援コーディネーターで取り組んでいるリユース活動です。今回は、本学の学生や教職員が出品した掘り出し物の商品が販売されました。商品完売を目標に、学生たちがカエルの被り物をしてお客様を呼び込む様子も見られました。
「みゆき作業所」では、地域活動支援センター「みゆき作業所」の皆さんが手作りされた花たわしや眼鏡ケースなどの小物入れの販売が行われました。色とりどりの素敵な和柄のデザインにはお客様から感嘆の声が漏れていました。
川崎フロンターレブース
毎年恒例となった川崎フロンターレブース。体育館では「キックターゲット」「おフロシューター」「ドリブルチャレンジ」が、校内では「Mind-1 ゲーム」が行われました。
体育館の企画は、特にお子様たちに大人気。「キックターゲット」で見事的に的中した際には、大きな歓声が上がっていました。また、与えられたお題に対して答えをそろえる「Mind-1 ゲーム」では、ご家族でゲームを楽しまれる姿が多く見られました。
会場にはマスコットのワルンタも姿を見せてくれました。何やら気だるそうな様子で校内を徘徊するワルンタでしたが、行くところ行くところでお子様たちに囲まれており、満更でもない様子で青朋祭を盛り上げてくれていました。
学生交流会
在学生と受験生が、15分間交流する「学生交流会」が開催されました。受験生の方や親御様からの様々な質問に在学生が答え、「受験や大学生活に関する疑問を在学生に直接質問できる貴重な機会だった」というご感想も聞かれました。
部活動・サークル
青朋祭では、各部活動、サークルの活動も精力的に行われました。 体育館では、バスケットボール部と川崎市役所チームの招待試合を開催。川崎市役所チームはバスケットボール部の練習をお手伝いいただいているというご縁があります。試合は取っては取り返される白熱の展開で、世代や性別を超えて、ともにバスケットボールを楽しむ姿が見られました。
校内で行われた写真サークルによる作品展示では、教室内にたくさんの作品が飾られ、作品の投票も行われました。「自分の方が上手に撮れる」とうそぶいていた川崎フロンターレのマスコット「ワルンタ」に、学生が作品の魅力を紹介するシーンも。
また、看護大学ならではの企画として、文字盤を使ったコミュニケーション体験「以心伝心ゲーム」とAED体験が開催されました。 ボランティアサークル「川崎リンクス」が主催した「以心伝心ゲーム」では、校内の様々な場所にいる学生たちを探し、文字盤を使用したクイズにチャレンジするお客様の姿が見られました。ゲームの景品には、一つ一つ学生たちが手作りした文字盤キーホルダーや、市内在住の高齢者の方が手作りされた素敵なしおりが用意されていました。
マラソン大会やスパルタンレースの救護活動を行なっている川崎メディックスが主催したAED体験では、学生たちのサポートのもと、AEDが必要なシチュエーションの疑似体験が行われました。日ごろの学習の成果を生かし、心臓マッサージの見本を見せたり、戸惑うお客様に適切な声掛けを行ったりする学生の姿が見られました。
青朋祭ステージの最後を飾ったのは、軽音サークルによるライブ。たくさんの観客が詰めかけるなか、3つのバンドがそれぞれの演奏を披露しました。 演奏前には緊張する様子も見られましたが、曲中の手拍子やコール&レスポンスなどで観客の皆さんが演奏を温かく受け入れてくださったおかげで、それぞれの実力を発揮できたステージとなりました。
青朋祭実行委員会からのご挨拶
青朋祭実行委員会です。
青朋祭へご来場いただき誠にありがとうございました。
お楽しみいただけましたでしょうか?
今年度も多くの方々のお力添えにより、青朋祭を開催することができました。
地域の方々と連携した企画出店や昨年よりも数が増えた本学サークル団体の出店により、
本学の様々な色をお見せできたのではないかと感じております。
これからも本学の色をさらにお見せできるよう精進してまいります。
ぜひまた遊びに来てください!お待ちしております!
青朋祭実行委員会一同